あふれる情報を選別する方法

情報の洪水に溺れていませんか

最近、様々な情報があふれていて、情報過多だと感じることありませんか? ひと昔前まではテレビや新聞、ラジオ・雑誌などのマスメディアを見ていれば、一通り世間で起きていることを把握することが出来て、営業に行っても世間話的に合わせる事が出来ていました。

特にビジネスマンの方々は日経新聞を読みながら通勤し、仕事に必要な情報や、ビジネスマンとしての共通認識を入手していたのだと思います。しかし、インターネットの時代になり、Twitter や Facebook、YouTube などの SNS を通して個人でも簡単に情報を発信することが出来る時代です。

それはそれで、ピンポイントで知りたい情報があれば検索でかなり詳細な情報まで得られるようになって便利なのは確かです。

しかし、逆に特定のことが知りたい訳ではなく、世の中の全体の流れをしりつつ自社のビジネスに関連する情報はより詳しく、むしろ世界中の情報をリアルタイムに入れておく必要がある、と言うのが本音ではないでしょうか。

そのような場合、ニュースサイトなどで一般的な世の中で起きている事を把握しつつ、より自社や自分の仕事に関連する情報を個別に検索して調べている、と言う方も多いと思います。そして、毎日結構な時間を使って、行き帰りの電車内では時間が足りずに業務時間を使って調査活動をしている方も結構いるように思います。

あまりの情報量に、どこまで調べても終わりはなく、むしろ発生する情報量に追い付く事はないでしょうし、調査に明け暮れ、仕事のアクションを考え、実行する時間が無くなっているようでは本末転倒です。

それが、日本語の情報だけで済めば、まだ頑張って調査することで可能でしょうけど、グローバル企業では、あらゆる言語での情報を調査するとすると、ほぼ自分の力では不可能に近いのではないかと思います。SNSで話されているようなことまで調査するとするとなると特にです。

 

インターネットの情報はそのまま信用出来ない

個人が簡単に情報発信できるようになったおかげで、偏った情報や、偏見・悪意に満ちた情報を世界中に発信できてしまいます。非常に危険なことですが、現代は「言ったもん勝ち」の状況なのです。

本人は仲間内のちょっとした悪ふざけのつもりかも知れませんが、仮に自社の商品について、変な噂でも流されていたとしたらどうでしょう。インターネットの特性として、情報発信することは簡単ですが、一旦発信した情報は世界中の多くのコンピュータにコピーされてしまい、情報自体を全て削除する事はほぼ出来ません。

話題になった大手キュレーションサイトが民間療法の情報を収集・コピーして、よく検証もせずに発信していたため、それを信じた人が被害にあい、その事業が閉鎖に追い込まれた例も記憶に新しいところです。

テレビや新聞などでも、同じ事実が視点が違ったり、思想が違えばとらえ方が違い、報道のされ方が違っています。インターネットの情報は更に多様な視点で発信されており、そのまま鵜呑みにするのは危険な情報も多いのです。

よって、新聞によって論調が違うため複数の新聞を読んでいたように、同じ物事に対して複数の情報源からの情報を調べ、最終的には自分がどう把握、理解するかを判断する必要が生じてきています。

女子高生の場合

女子高生に限らないですが、調査によれば今の若い人はテレビなどのマスメディアに触れる時間が減ってきているそうです。最近、若い人と話していて驚いたのは、一人暮らしの部屋にテレビは無いと言っていました。「静かでいい」そうです。

ベッドに座ってSNS、動画サイトなどを縦横に行き来して実際に眠る直前まで過ごしているか、ゲームでもやっているのでしょうか。枕元にはスマートフォンを置いていないと不安なのだと思います。

友達からLINEが来てないか、グループで自分のことについて何か変な事を言われていないか、などなど気になって仕方がないのだと思います。

若い人に限らず、自分に近い考え方や境遇、生活スタイルなどの人達が属する非常に狭いコミュニティーがSNS上に出来ていて、そのコミュニティーのメンバーが「いいね」を押した情報を信用する、あふれる情報の中からより自分に有益な情報として捉える傾向があるそうです。

そして、一人の人が複数のコミュニティーに属し、急速に、それもコミュニティー階層に属さない人間からは全く判らないうちに、誤っていたり、偏見に満ちた情報が自社商品・サービスについて語られ広まっていきます。

自分が気になる情報、共感できる意見しか見ないのですから間違っていても訂正しようがなく厄介です。それが偏っていようと、同じような考え方の人の意見・情報のみを選択的に入れるのですから、次第にそれが全てであるかのうように、正しいかのように感じてきても何ら不思議はありません。

どうやって情報を選別するのか

結論から言うと、人手では不可能です。自社の営業活動に役に立つ情報や、自社ブランド、商品・サービス、もしくは競合企業に関連する情報を自動的に収集し、それらの情報を取捨選択します。

そして、自社のビジネスに多大な影響を及ぼしそうな情報や、ビジネスにつながりそうな情報をコンピュータで整理、重み付けしていくしかないと思います。

特にマネージメント層の方々は忙しい時間の中で、しかし、大きなビジネスチャンスになる可能性が高い情報や、放っておくとリスクが有りそうな情報ほどリアルタイムに頭に入れ、意思決定していく必要があります。

ネット情報の収集・活用が生死を分ける

 

システム化するには

Googleなどの検索エンジンはどのような仕組みで検索結果を出しているかご存知でしょうか? 皆さんがブラウザーに向かってキーワードを入力した時に世界中を探しに行っている訳ではありません。

世界中のサイトの情報をリンクを伝って、クローラーと言われるネット上のロボットが情報を集め、インデックスを作成しています。そして、ユーザーに検索されると、そのインデックスを調べに行っているので、直ぐに結果を出すことが出来るのです。

同様な仕組みを作成することが可能です。それも、自社のビジネスに関係のある情報だけでインデックスを作成するのです。そして、それらの情報をテキスト分析し、設定したキーワードの組み合わせに応じて重み付け、サマリーし自社にとって重要な情報程、上位に表示されるようにAIで分析します。

これで、忙しい経営層の方々でも部下が新聞の切り抜きを整理して持ってきてくれるのを待つ必要はなくなります。この優れた点は、多言語で世界中のニュースサイトやSNSなどをリアルタイムに、日本語に機械翻訳して整理できる点にあります。

競合に先んじて有益な情報を手に入れることは、ビジネス上非常に有利に働くことは間違いないはずです。

 

 

 

 

関連記事

  1. ネット情報の収集・活用が競争力を左右する

  2. RPAやAIによる付加価値を付けたERPへ

  3. AI・クラウド時代で日本型 SI は終わる

  4. RPA ツールの機能と選択のポイント

  5. 丸投げITが危険な5つの理由

  6. RPAでERPアドオンを代替する利点5ポイント

カテゴリー

人気の記事