自社独自でのRPA導入の課題
最近 RPAによる業務自動化・効率化が話題となっており、RPAソフトウエアだけを購入して自社独自にRPA導入プロジェクトを進めていこうとされて進められず、頓挫するケースをよく耳にするようになってきました。
自社でRPAを導入していこうとした場合の初期アプローチ、進め方としては下記の2通りが考えられますが、どちらにしても高いハードルがあります。
1.RPAツールのトライアル版を使って評価・検証を進める
無償トライアル版を使う(申し込む)時点で既にどのRPAツールを使うかはほぼ決定しているわけですが、RPAツールは必ずしもプログラミングが必要ないとは言っても、これまでに無かった新しいツールである事もあり、やはり1、2ヵ月で使い方を探りながら自社で使いこなせるようになるか、どの程度の業務効率化の効果が見込めるかの評価を独自に行うのはかなりハードルが高いと言わざるをえません。
【 トライアル版を使った独自評価・検証の課題 】
- RPAツールの使い方を探っている間に評価期間が過ぎてしまう
- RPAがどの様な業務に向くか判らない時点で自社のどの業務にRPAを適用するかの評価は難しい
- 実際に業務で使えるRPAロボットを作成してみないと、どの程度業務効率化されるのか評価が難しい
- 評価・検証の進め方も不明
2.様々なRPAツールの情報を収集し、机上で評価・検証を進める
この進め方は恐らく、どのRPAツールを使うのか「パッケージ選定」から行いたい場合かと思われます。この進め方は各ベンダーにRFI(Requset For Informattion)等を出すかインターネットで情報収集するものと思われますが、こちらは更に進め方が難しいアプローチです。
どれだけ情報を集めても、各評価項目を埋めることすら出来ないと思いますし、比べようもない大量の情報が集まるだけの結果になるでしょう。ベンダーに中立な分、「パッケージ選定」の後には「ベンダー選定」をしなければならなくなります。(ERP等、数億円規模のパッケージソフトではこの進め方もありだと思います)
RPA業務自動化アセスメントの内容
この様な課題に対して弊社ではRPA自動化のアセスメントサービスを無償でご提供させて頂いております。NTT-AT様開発で導入実績が最も多い WinActor を使用する前提としてはおりますが、特定して頂いた業務部門を対象に業務ユーザへのヒアリングを実施しRPA化で効率化効果が見込めそうな業務の抽出をサポートさせて頂きます。
ご希望の企業ご担当者様はこちらからお問合せ下さい。また、RPA導入計画策定サービスもご提供させて頂いております。