DEXCA という社名は、Data/Design と Excavate(掘り出す)と言う単語を組み合わせた造語です。デクスカと読ませています。
多くの企業の方々とこれまでお付き合いしてきて感じていた事なのですが、殆どの企業では日々様々な情報(Data)が生み出され、保存もされています。しかし、その活用と言う意味では殆ど出来ていない会社が多いのです。
それらのデータを分析すれば何かビジネス上の価値が発見出来て、ビジネス施策をうてるかも知れないと思いつつ手が回らない、どうやって分析したらいいのか判らないため後回しになっている。そういう会社が殆どなのです。
それでは、日々蓄積されているデータだけで十分なのか、それはそれで疑問が残る部分があります。実際に蓄積されている既存データだけでAIに学習させようとすると、やはりデータの形や粒度、時間軸上のズレ、肝心な部分のデータが抜けていたりして使えない事が殆どなのです。
やはり、最初から目的・目標を明確にし、計画的にデータ収集を進めなければ実際は使えないと言わざるを得ません。何も考えずにとりあえず保存しただけのデータの殆どはゴミにしかならない可能性が高いのです。
ここに、この会社名のもう一つの D(Design)が出てきます。最初にビジネス的な目的、目標を明確にし、その為の Data の形をデザインして収集する。そしてそこからビジネス的な意味を掘り出す(Excavate)必要があると考えられます。
この活動はデータを収集する為に相当な期間を要します。今から始めても既に多くの日本企業は出遅れているのかも知れません。
DEXCA株式会社 代表取締役社長 権藤