現行業務の悩み
この事例では、RPAロボットによって得意先(見込み客)の情報をネット検索・情報収集していますが、同じようにインターネットから情報収取してくる必要があるような場合が最近増えているかと思います。
- 得意先(見込み客)の企業情報収集・与信管理
- EC販売している自社商品の実売価格、在庫情報の収集
- 競合の新商品、技術情報の自動収集
- 周辺イベント情報の収集
- 天候、渋滞情報の自動収集・アラート
- など
これらの情報収集作業は当然手作業で検索することも可能なわけですが、殆ど考える必要がなく、完全にルーチン化出来るのであればむしろRPAロボットで定時実行したほうが正確に無駄なく出来るのは当然です。
定型化したネット情報の収集はRPAロボットのほうが得意
RPAロボットの機能・動き
◆ 基本機能
- 検索(情報収集)対象の企業一覧を指定したExcelファイルから読み込む
- 企業情報を検索できるWebサイトで企業名を入力し、情報検索(検索するサイトは自由に設定可能)
- 収取したい情報をExcelにコピー(見つからなかった場合はコメントを付加する)
- 検索対象の企業名が無くなるまで繰り返す
◆ 周辺機能
- 定期的に実行するため、Windowsのタスクスケジューラで起動
- 一連の情報収集が完了したら担当者に実績をメール
RPA化の効果
◆ 定期的なマニュアル作業から解放
- インターネットからの情報収集では相手方サイトの応答やネットワーク帯域幅などの影響が大きく、時間短縮の効果はマニュアル作業と比べ大きくありませんが、人手による定期的な作業から解放される
- コピーミスなどを防げる
こちらにもその他の事例を業務部門別に整理しています。