RPAで業務を自動化しようとすると、どうしても変数を扱わざるをえなくなります。ほぼ必須で習得する必要があるのですが、どうもここで躓く方が多いようです。WinActor での変数の作成ステップ、考え方が多少癖があるためかと思いますので、こちらではその辺りをご説明しています。

WinActor 変数一覧

WinActor で定義した変数は右図のような変数一覧画面で管理されます。この画面で変数をグループ化したり、不要になった変数を削除・整理したりすることも可能です。

また、変数に初期値を与えたり、一般ユーザーに見せたくない「パスワード」を見られないようにしたり、「秘匿情報」を暗号化するようなことも可能です。

 

WinActor での変数の定義

WinActor で変数を定義する場合、設定値のリストで*を選択してから、「変数名」を入力します。(変数名は日本語でもOK

WinActor は*の後に入れられた文字列を裏で変数として定義します。 ⇒ WinActor の変数に関して

また、ここで入力する変数と何らかの(Excelの列を表すAなど)をマージして変数に与えることも可能です。

 

 

WinActor の変数のスコープ

これも WinActor 特有ですが、サブルーチンなどでローカル変数を定義したとしても、同じ名前の変数は全てグローバル変数となってしまいます。従って、変数のスコープを分ける事は出来ないと考えて頂いて、サブルーチンでのみ使う変数であっても、違う名前で登録する必要があります。

そして、メインのフローに戻る前にローカル変数として定義した変数の値を戻り値に代入しないと、サブルーチンで定義したローカル変数は初期化されてしまいます。

 

その他、辞書や配列の扱い方などの詳しいWinAcotor の変数の扱いに関してはこちらでご紹介しています。

 

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